StudioMIDAS Diary

スタジオミダス日記:3Dプリンターと分子模型のあれこれ

出荷スタートしました!

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先日スタートしたCOVID-19寄付金プロジェクト。早速多くのご注文をいただき、有難うございます。いよいよ出荷スタートです。

今回も数量限定での販売になりますので、気になる方は是非お早めに!!

 

SilMol-mini COVID-19 寄付対象モデル PDBID:7a98 200万倍スケ...

 

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COVID-19 SilMol-mini 寄付金プロジェクト第3弾スタートします

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新型コロナウイルスにより私たちの生活も大きく変化しました。連日、変異株についての話題も大きく取り上げられています。そのような中、多くの科学者がこのウイルスの全容解明に向け、必死に戦っています。

この度弊社では、COVID-19寄付金プロジェクトの第3弾をスタートすることにいたしました。少しでもこの研究にあたられている科学者の方々のお力になれればと考えています。

今回製作した模型は、スパイクタンパク質の「三量体」のうち2つの分子にそれぞれ、ヒト細胞由来のACEタンパク質(ベージュ)と、抗体分子(可変(Fab)領域:赤と青)が結合している様子を表しています。 またイギリス、ブラジルの変異株の特徴的な変異箇所(N501Y、E484K)をそれぞれマゼンダ、オレンジで着色しています。

今回も実費(送料等)を除いた売り上げすべてを大阪大学未来基金に寄付させていただく予定です。

 

SilMol-mini COVID-19 寄付対象モデル PDBID:7a98 200万倍スケ...

 

いよいよワクチン接種も始まり、新たなライフスタイルへ向け、少しずつ前に進んでいるように感じます。

一日でも早く平穏な日々が訪れますよう。

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10から11へ

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株式会社スタジオミダスはお蔭様で無事節目の第10期を終え、第11期を迎えます。これまで多くの皆様に支えられ、ここまで走ってこられた事に心より感謝いたします。

今後ともスタッフ一同お客様のご期待に沿えますよう、全力を尽くす覚悟でございますので、ご支援ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

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COVID-19モデル寄付金プロジェクト第三弾のご報告

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以前より弊社で行っているCOVID-19寄付金プロジェクト第三弾の寄付が完了いたしましたので、ご報告いたします。今回も多くのご注文をいただき誠に有難うございました。前回と同様に実費を除く売り上げのすべてを大阪大学未来基金へお送りいたしました。

完売により本プロジェクトを終了と考えておりましたが、その後も多くの方々からお問い合わせをいただき、協力会社とも相談をした結果、第四弾を進める事にいたしました。次回はスパイクタンパク質モデルを予定しています。近く発表できる状態になりましたら、改めてリリースのご報告をさせていただきますので、今しばらくお待ちください。

ワクチン供給の体制が整いつつあるとはいえ、変異株ウイルスなどの問題もあり、医療従事者の方々やウイルス研究者の方々への負担はまだまだ大きいと聞いています。弊社としましても、この活動を出来る限り続け、少しでも皆様のお力になれればと考えています。

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SilMol-miniオーダーモデル

東京医科歯科大学の寺田教授からご依頼をいただき製作をした400万倍分子模型SilMol-miniのオーダーモデルです。このようにスタジオミダスでは、お預かりしたデータより自分だけの手のひらサイズ分子模型を製作することが可能です。まさに3Dプリンターならではの貴重なモデルです!

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スパイクタンパク模型

立教大学の望月研究室から依頼を受け製作させていただきました、新型コロナウイルス スパイクタンパク質とACE2の複合モデル(PDBID:7A98)です。

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弊社で作成する際のスタンダートスケールは2000万倍なのですが、今回はFDM3Dプリントの都合上、1000万倍スケールで製作をいたしました。それでもこの大きさ、迫力があります。

いつものように、ACE2は磁石による着脱が可能になっています。

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KawakamiModel TypeR

 

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先日、東京工業大学の大上研究室からご依頼をいただき、製作した分子模型KawakamiModelです。内部骨格が複雑に絡み合い、技術的に難しい部分もありましたが、出来上がってみれば満足のいく美しい仕上がりになっています。

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そしてペプチドが分子ポケットに収まるギミックも、柔らかいシリコーンで構成されたKawakamiModelならではの特徴です。

 

こちらが大上研究室のウェブサイトです。

www.li.c.titech.ac.jp

 

そしてこちらが弊社スタジオミダスのウェブサイトです。

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