StudioMIDAS Diary

スタジオミダス日記:3Dプリンターと分子模型のあれこれ

COVID-19 SilMol-mini 寄付金プロジェクト第3弾スタートします

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新型コロナウイルスにより私たちの生活も大きく変化しました。連日、変異株についての話題も大きく取り上げられています。そのような中、多くの科学者がこのウイルスの全容解明に向け、必死に戦っています。

この度弊社では、COVID-19寄付金プロジェクトの第3弾をスタートすることにいたしました。少しでもこの研究にあたられている科学者の方々のお力になれればと考えています。

今回製作した模型は、スパイクタンパク質の「三量体」のうち2つの分子にそれぞれ、ヒト細胞由来のACEタンパク質(ベージュ)と、抗体分子(可変(Fab)領域:赤と青)が結合している様子を表しています。 またイギリス、ブラジルの変異株の特徴的な変異箇所(N501Y、E484K)をそれぞれマゼンダ、オレンジで着色しています。

今回も実費(送料等)を除いた売り上げすべてを大阪大学未来基金に寄付させていただく予定です。

 

SilMol-mini COVID-19 寄付対象モデル PDBID:7a98 200万倍スケ...

 

いよいよワクチン接種も始まり、新たなライフスタイルへ向け、少しずつ前に進んでいるように感じます。

一日でも早く平穏な日々が訪れますよう。

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