大きなタンパク質を小さなサイズで。
以前にも紹介させていただいたRNAポリメラーゼモデル。
今回紹介するのは400万倍スケールの小さなモデルです。
分子量が大きいタンパク質を小さなスケールで表現すると、どうしてもディテールが細かくなり、人の手で製作することが困難になります。
そこで登場するのがフルカラー3Dプリンターです。このモデルはミマキエンジニアリング社のフルカラー3Dプリンターで出力したもので、この小ささでここまで細かな表現をフルカラーで表現することが可能なのです。
この技術で分子模型の可能性がさらに広がっていくと思います!
COVID-19モデル寄付金プロジェクト第二弾のご報告
RNAポリメラーゼ 1250万倍模型
3Dプリントハウス(2階建て)
ドイツでは遂に3Dプリント住宅が完成したとの事です。しかも二階建てですって。
以前よりミュンヘン大学やセメントメーカー、州政府などとの連携により入念に下準備がされた上でのプロジェクト。
第一号住宅は慎重なプリントにより当初想定していたよりも大幅に時間がかかっと言うが、これからノウハウをどんどんと蓄積していくことで製作コストと時間を削減していくとの事。
いかにもドイツらしいロードマップをきっちり描いた進め方。
いままの情報とは違い、いよいよ本格的に3Dプリント建築が動き出すか!
ケムステーションに掲載されました。
フード3Dプリンティング
遂に3Dプリント・チキンナゲットがケンタッキーフライドチキンから提供される。
この3Dプリント・チキンナゲットはロシアのベンチャー企業バイオプリンティングソリューションズとの共同開発によるものらしい。
このチキンナゲットは鶏肉の細胞と植物性素材を原料にしており、鶏肉と同じ元素構造を持つことで味や食感が本物の鶏肉とほぼ変わらないという。
何が起こるか分からない世の中で、食糧難という危機も想定していかなければならないし、そういった点でも3Dフードプリンター技術は近い将来必ず必要になってくるのではと考えてしまいます。
おっ、なんだか急にフライドチキン食べたくなってきたぞ。。。