StudioMIDAS Diary

スタジオミダス日記:3Dプリンターと分子模型のあれこれ

大きなタンパク質を小さなサイズで。

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以前にも紹介させていただいたRNAポリメラーゼモデル。

今回紹介するのは400万倍スケールの小さなモデルです。

分子量が大きいタンパク質を小さなスケールで表現すると、どうしてもディテールが細かくなり、人の手で製作することが困難になります。

そこで登場するのがフルカラー3Dプリンターです。このモデルはミマキエンジニアリング社のフルカラー3Dプリンターで出力したもので、この小ささでここまで細かな表現をフルカラーで表現することが可能なのです。

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この技術で分子模型の可能性がさらに広がっていくと思います!

 

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COVID-19モデル寄付金プロジェクト第二弾のご報告

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この度、スタジオミダスストアにて行っておりましたCOVID-19モデル寄付金プロジェクトにより集まりました売上げ(実費を除いた全額)を大阪大学未来基金へ寄付いたしましたので、ご報告いたします。

感染拡大が止まらない状況下、現在も多くの研究者の方々がこのウイルスに対して懸命に立ち向かっています。

皆様からの寄付金はコロナウイルス収束に向けてお役立てさせていただきます。

この度は誠に有難うございました。

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RNAポリメラーゼ 1250万倍模型

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今回ご依頼を受け、製作をさせていただきましたRNAポリメラーゼⅡの1250万倍スケール模型。

本モデルはFDM3DプリンターによるABS樹脂とフレキシブル樹脂のモデルです。分割する事で内部の構造を見ることが可能な他、各ドメインを磁石により着脱することもできます。

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3Dプリントハウス(2階建て)

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ドイツでは遂に3Dプリント住宅が完成したとの事です。しかも二階建てですって。

以前よりミュンヘン大学やセメントメーカー、州政府などとの連携により入念に下準備がされた上でのプロジェクト。

第一号住宅は慎重なプリントにより当初想定していたよりも大幅に時間がかかっと言うが、これからノウハウをどんどんと蓄積していくことで製作コストと時間を削減していくとの事。

いかにもドイツらしいロードマップをきっちり描いた進め方。

いままの情報とは違い、いよいよ本格的に3Dプリント建築が動き出すか!

 

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やわらかロボ!ゲルハチ公

youtu.be

今年も渋谷ヒカリエで開催された超福祉展に山形大学からやわらかロボ『ゲルハチ公』が出展されました。昨年のバージョンはAIにより気持ちを解析し表現する機能が搭載されていましたが、今年は更に人の体温を検知するという機能が追加されています。(新型コロナ対策でしょうか?)

スタジオミダスもこの『ゲルハチ公』の製作に参加しており、更なる進化の為、ご協力をさせていただいています。

今後の『ゲルハチ公』にもご期待ください!!

ケムステーションに掲載されました。

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www.chem-station.com

まだまだ新型コロナウイルスの混乱が収まらない世の中ですが、医療従事者、研究者、その他コロナウイルス対策に携わる多くの方々が懸命に活動されております。

以前もご紹介させていただきましたが、弊社ではウイルス研究に少しでも協力できればとの思いから、COVID-19寄付金プロジェクトを行っております。

その活動を日本最大の化学系ポータルサイト『ケムステーション』にて紹介していただきました。

 

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フード3Dプリンティング

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遂に3Dプリント・チキンナゲットがケンタッキーフライドチキンから提供される。

この3Dプリント・チキンナゲットはロシアのベンチャー企業バイオプリンティングソリューションズとの共同開発によるものらしい。

このチキンナゲットは鶏肉の細胞と植物性素材を原料にしており、鶏肉と同じ元素構造を持つことで味や食感が本物の鶏肉とほぼ変わらないという。

何が起こるか分からない世の中で、食糧難という危機も想定していかなければならないし、そういった点でも3Dフードプリンター技術は近い将来必ず必要になってくるのではと考えてしまいます。

おっ、なんだか急にフライドチキン食べたくなってきたぞ。。。

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